Dot Com Lovers

ハワイ大学アメリカ研究学部教授、吉原真里のブログです。『ドット・コム・ラヴァーズーーネットで出会うアメリカの女と男』(中公新書、2008年)刊行を機に、アメリカのインターネット文化や恋愛・結婚・人間関係、また、大学での仕事、ハワイでの生活、そしてアメリカ文化・社会一般についての話題を掲載することを目的に始めました。諸般の事情により、2014年春から2年半ほど投稿を中止していましたが、ドナルド•トランプ氏の大統領選当選の衝撃で長い冬眠より覚め、ブログを再開することにしました。

2021年8月18日水曜日

親中・嫌中では捉えられない海峡を超えた力学とネットワーク 『中国ファクターの政治社会学』

›
『中国ファクターの政治社会学 台湾への影響力の浸透』 を読みました。(情報開示:この本の編者であり監訳者である川上桃子さんは、私の仲良しです。) 私は台湾からの優秀な学生を何人も指導していることや、台湾出身の素晴らしい仕事仲間がいることなどから、勝手にぼんやりとした親しみを感じて...
2021年8月9日月曜日

ピアノはモノである 田中智晃『ピアノの日本史』

›
  私は1968年生まれ。育った東京のマンションの4畳半の部屋にはヤマハのアップライトピアノがあり、3歳でレッスンを受け始めました。そのピアノは、今もその実家にカバーがかかり、物置き台となって残っています。私の世代の人たちの約五分の一が似たような経験をしているはず(1979年に国...
2021年8月8日日曜日

「アジア人ですが、なにか? 〜クラシック音楽と人種・ジェンダー・文化資本の力学」オンラインセミナー 8/22(日)より全3回

›
  南カリフォルニアで2週間を過ごし、10日前にホノルルに戻ってきたのですが、デルタ株によりハワイでは(も)新規感染者数が猛烈な勢いで増えています。ロスでは満員(!)のハリウッドボウルでデュダメル指揮、ヴァイオラ・デイヴィスのナレーションによる「ピーターと狼」を聴いてきましたが、...
2021年7月3日土曜日

「我々はアメリカ人ではない!」 ハウナニ=ケイ・トラスクのレガシー

›
長年闘病を続けていたハウナニ=ケイ・トラスクが、しとしとと静かな雨が降る今日2021年7月3日午前、息を引き取ったとの知らせがハワイ中に伝えられました。 ハワイではその名を知らない人はいないくらい影響力の大きい人物でしたが、日本では一部のハワイ通を除いては彼女のことはあまり知られ...
2021年6月16日水曜日

99%のための音楽史宣言『バイエルの刊行台帳』

›
  かつては週に数回も書いていたことのあるこのブログ、2020年にはなんと1回しか投稿がなく、それもオンラインセミナーの宣伝で、これではブログと呼べないトホホな状態になってしまいましたが、気を取り直して新たな投稿をしようという気持ちにさせてくれたのが、この本、小野亮祐・安田寛 ...
2020年8月22日土曜日

『愛するレニーへ、日本からの手紙』オンラインセミナー 9月6日(日)より全3回

›
 2020年の想像を絶する展開に背筋が凍る思いをしているあいだに、前回の投稿からまる一年が経ってしまいました。そしてまた、その投稿でお知らせした拙著 Dearest Lenny: Letters from Japan and the Making of the World Mae...
2019年8月24日土曜日

Dearest Lenny: Letters from Japan and the Making of the World Maestro 発売! 

›
2019 年 8 月 25 日は、 20 世紀を象徴するアメリカ、そして世界の音楽家、レナード・バーンスタインが生きていれば 101 歳の誕生日です。これまで 1 年間にわたり、世界各地でバーンスタイン生誕 100 周年記念のコンサートやイベ...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

自分の写真
Mari Yoshihara 吉原真里
ホノルル, ハワイ州, United States
1968年ニューヨーク生まれ、東京育ち。1991年、東京大学教養学部教養学科卒業。1997年、米国ブラウン大学アメリカ研究学部博士号取得。1997年よりハワイ大学アメリカ研究学部助教授。2003年より同学部准教授。2008年より同学部教授。専門は、アメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、アメリカ文学、ジェンダー研究など。日本語の著書に『アメリカの大学院で成功する方法』(中公新書)『現代アメリカのキーワード』(矢口祐人と共編、中公新書)『ドット・コム・ラヴァーズ』(中公新書)、『性愛英語の基礎知識』(新潮新書)、『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール』(アルテスパブリッシング)、『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』(アルテスパブリッシング)、『私たちが声を上げるとき』(共著、集英社新書)、『親愛なるレニー』(アルテスパブリッシング)、『不機嫌な英語たち』(晶文社)、英語の著書に『Embracing the East: White Women and American Orientalism』(Oxford University Press)、『Musicians from a Different Shore: Asians and Asian Americans in Classical Music』(Temple University Press)、『Dearest Lenny: Letters from Japan and the Making of the World Maestro』(Oxford University Press) がある。他、研究論文、エッセイなど多数。ホノルル在住。
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.