アイオワ州に続いて、ヴァーモント州でも
同性婚が合法化されました。これまでに同性婚を合法化してきた州(マサチューセッツ、コネチカット、アイオワ)はみな、結婚を異性愛者のみに限定するのは法の下の平等を掲げる州憲法に違反するとの判決を裁判所がくだしたことによって、つまり司法によって、同性婚が認められてきましたが、ヴァーモントは初めて、州議会によって同性婚が立法化された州となりました。同性婚に反対する人々や団体は、司法によってこうした決断がなされるのは、結婚という制度を、有権者の声よりも政治的なプロセスにゆだねるものだとして抗議してきました。以前に説明したカリフォルニア州のProposition 8に見られるように、同性婚が有権者の投票にかけられた州の多くでは、結婚を異性愛者に限るという新たな立法が近年なされてもいます。ですから、このように議会の立法によって同性婚が達成されたことは、(ハワイも含め)同性婚やシヴィル・ユニオンの合法化にむけての運動が進んでいる他の州に大きな希望を与えることでしょう。