2012年9月4日火曜日

ミシェル・オバマ、民主党全国大会スピーチ

今日からノースカロライナ州シャーロットで民主党全国大会。先日の共和党全国大会では、クリント・イーストウッドの変てこりんなスピーチが話題をさらっていましたが(本当に変だった)、民主党にかんしては、2008年の大会のときの勢いに匹敵する盛り上がりを生み出せるかが課題。大会はまだこれから数日間続きますが、初日の今日、ミシェル・オバマがしたスピーチがたいへん素晴らしい。大統領夫人としてのミシェル・オバマの成果には賛否両論あり、弁護士としての経験を土台にもっと積極的に政治にかかわることもできるのに、あえて母親としての役割に徹していることを批判的にみる人たちもいます。そういう見方にも多少同意する部分はあるのですが、それはそうとして、今日のスピーチは是非とも見るまたは読むかしていただきたい。自分自身そしてオバマ大統領の生い立ちを、アメリカ人口全体のなかに位置づけ、歴史を振り返りながら、揺るがぬ希望と絶え間ない努力によって壁を乗り越えていく信念こそを「アメリカらしさ」ととらえ、自分たちの娘そして次世代すべてによりよい世の中を残すために、オバマ大統領そして我々がすべきことはなにかと語りかける。パーソナルな語り口でありながら、大きく重要な問題に正面から向き合うこのスピーチ、それこそ見ているほうに希望を与えてくれます。ちなみにドレスも素敵。(以下にペーストするビデオは、もしかするとアメリカの外では閲覧できないかもしれませんが、他のソースでもビデオはあるはず。現時点ではYouTubeではスピーチがまるごと入ったものはないようなので、あしからず。ただしスピーチの文章はここで読めます。)




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