2008年10月18日土曜日

『新潮45』新連載

ただいま、学会でニューメキシコ州のアルバカーキという街に来ています。学会の最中は基本的に会場のホテルとその周辺しか見ないので、街の様子などはあまりわからないのですが、この学会が行われているダウンタウンを見るかぎり、アルバカーキというのはとても閑散とした街に見えます。ダウンタウンだというのに昼間も夜もほとんど人通りがなくて、まるでゴーストタウンのようです。一昨日は友達とレンタカーをして一時間ほど離れたサンタフェまでドライブしました。砂漠と山がひたすら続く風景は、ハワイとはまるで違って、アメリカというのは本当に広い国だなあと思います。

さて、18日に発売になった『新潮45』11月号に、私の書いた文章が載っています。「恋愛単語で知るアメリカ」というエッセーで、恋愛にちなんだ英語表現、とくに、アメリカでは日常的に使うのに日本の学校ではまず習わないような表現について、それらが使われる状況やさまざまな用法を解説しながら、現代アメリカ文化の一端をのぞく、という主旨のエッセーです。今月号で扱っているのは、たとえば、crush, flirt, see, intimacy, commitment, baggageなど。なんのことだかわかりますか?このエッセーは、今月号から始まってしばらく連載することになっています。『ドット・コム・ラヴァーズ』を読んだかたには、なかなか面白い内容だと思うので、ぜひ読んでみてください。『新潮45』は、今月号から総合雑誌として全面リニューアルです。