2009年10月22日木曜日

州予算削減で学校閉鎖

ハワイ州では、州の大幅な予算削減に合わせて、さまざまなサービスを停止し、今後しばらくは月に二回金曜日に州の機関のオフィスごと閉めてしまう、という強硬手段に出ています。職員をこのように「一時解雇」することによって人件費を削減するほか、光熱費なども節約できるというわけで、似たような手段をとっている自治体はアメリカじゅうで他にもたくさんあるものの、公立学校を閉めてしまう、それも、学期中に授業を削減してしまうというのは、全国でも初めてのことです。英国のガーディアン紙にも取り上げられてしまうという不名誉な事態となっています。全国の統一学力テストの結果でハワイの生徒の平均学力は既にかなり下のほうに位置している現実のなかで、さらに17日間も授業を減らすなどということは、まったくもって信じられない状況です。ただでも、日本など世界の他の先進国と比べるとアメリカの公立学校は授業日数がかなり少ない(多くのアメリカの学校での授業日数は年間180日)のに、さらにこの事態。教育への投資を削減することは、短期的な収支の調整にはなっても、長期的な経済成長や社会基盤の発展にはマイナスになることは、誰が考えてもわかること。また、多くの家庭では、親が仕事に出ている平日に学校が休みになり、その日の子供の面倒は誰がみるのだ、という現実的な問題も抱えています。ハワイ時間の金曜朝には、この決定に抗議する生徒や親たち、地元の人々の抗議デモが、各地の学校そして州議事堂で行われ、私の大学の同僚がリーダーとなってその計画に携わっています。ちなみに州議事堂でのデモでは、ジャック・ジョンソンも演奏するらしいです。

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