2009年7月1日水曜日

不況と労働運動



昨日ホノルルでは、知事が州職員に通告した強制休暇やさまざまな経費削減策に抗議する、Unity Rallyという集会が、州議事堂前で行われ、私も行ってきました。私が予想していたよりもかなりたくさんの人が集まり(数千人)、ハワイ大学の教授から公立学校教員、役所の事務員から清掃員まで、あらゆる階層・職種の人々が、それぞれの労働組合のTシャツを着て、さまざまなプラカードを掲げて抗議の意を表しました。以前のいくつかの投稿でも言及したように、アメリカの社会運動は往々にして、人種や社会階層、宗教、性的アイデンティティなどの「アイデンティティ・ポリティクス」によって分断されてしまうがためにじゅうぶんな効果をもたないことが多いのですが、そうした意味で、こうした集会で大学教授がキャンパスの清掃をする移民のおじさんたちと肩を並べている光景にはなかなか感動するものがあります。

と思っていたら、ちょうど昨日のニューヨーク・タイムズに、不況下、政府の経済政策に抗議するため、普段は政治に関心をもたないような日本の若者たちが社会運動に関わるようになってきている、という記事が載っていました。こうした比較もなかなか興味深いところです。