それにしても、世の中の人たち、それも、とくに速いランナーでもない人たちが、なぜこういうレースに好き好んでやるのか、少し気持ちが理解できました。走るという行為はともかくとして、これは要はお祭り。これだけ多くの人たちと、同じことをしているというだけで、なんだか高揚感を感じるし、路上で、中学や高校のブラスバンドや太鼓のグループが演奏してくれたり、給水所で子供たちが水を配ってくれたり、「あと何マイル、頑張って!」と声援を送ってくれたりすると、「コミュニティ」の意識が不思議と湧いてくる(このあたり、私の頭や心はけっこう単純)。走ったり歩いたりしている人たちも、老若男女ほんとういいろんな人たちがいて面白い。なるほどねえ。まあ、このレースはまたやってもいいかなと思ったけれど、これ以上距離をのばしてハーフマラソンやフルマラソンをやってみたいかというと、うーん、ま、いいや。。。(苦笑)
まるで関係ないですが、日本時間では今日の19日(火)から毎週火曜4回にかけて、讀賣新聞の夕刊で私の「米国大学教授の流儀」というコラムが載ります。毎回500字という、ごくごく短いものなのですが、よかったら読んでみてください。
それでは、これからマッサージとブランチに行ってきます。