2011年6月25日土曜日

ニューヨーク州、同性婚成立

昨日は、サントリーホールでダニエル・ハーディングが新日本フィルを指揮するのを観に行った後、とあるパーティで自分がピアノを演奏してきました。アマチュア・クライバーンでの大失敗が頭の隅でちょっとトラウマになっていて、とくにバーバーの最初の一曲では問題の箇所に近づくと「大丈夫かな」と思ってしまい案の定失敗する、という結果になるのを恐れていたのですが、そういうことはなく、細かい間違いはいろいろありましたが、楽しんで弾くことができました。やはり、大きなホールで審査員や赤の他人の前で演奏するよりも、こじんまりした場所で友達の前で弾くほうが、自分らしい演奏ができるというものです。自分で言うのもなんですが、この日のシャコンヌにはなかなか魂がこもっておりました(笑)。

さて、先日、ニューヨーク州の上院で、同性婚を認める法案が通過し、クオモ知事の署名を経て、ニューヨーク州では同性婚が合法となりました。賛成・反対双方が熱のこもった議論を続け、最後まで結果が見えなかったのですが、最終的に4人の共和党議員が賛成派に加わることによって、ニューヨークは、コネチカット、アイオワ、マサチューセッツ、ニューハンプシャー、ヴァーモントに次いで6番目に同性婚を認めた州となりました(ちなみに州ではないですがワシントンDCでも同性婚は合法)。この背景には、自らカトリック信者であるクオモ知事が、この法案を成立させるために、人間性と政治的手腕を駆使して、影響力の大きい共和党議員やウオール・ストリートの有力者を説得して味方につけ、反対派に勝るキャンペーンを展開した、という経緯があるそうです。同性愛者のなかにも、法の下の平等という見地から同性婚が合法化されるのは正しいことだとしつつも、自らはパートナーとの関係を結婚という形にすることには興味のない男女もたくさん存在し、結婚という形式がふたりの関係のありかたとして至上のものと理解させることに警鐘を鳴らす人もいます。が、ニューヨークのような大きな州で同性婚が合法となったことは、今後の全国的な流れに大きな影響を与えることは間違いなく、ニューヨークではもちろん、各地でおおいなる祝福イベントが開催されています。

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