2008年11月1日土曜日

訂正 「水道屋」のジョー

先ほど投稿した「配管工のジョー」について、矢口祐人(前にも出てきましたが、私と一緒に『現代アメリカのキーワード』を編集し、また、『ドット・コム・ラヴァーズ』を書くことを私にけしかけてくれた人です)さんから指摘がありました。日本のメディアではJoe the Plumberを「配管工のジョー」と訳していますが、英語のplumber(ちなみに、bは発音しないので、「プランバー」ではなくて「プラマー」です)を「配管工」と訳すのはちょっと誤解を招くらしいです。日本での「配管工」とは、水道作業だけでなく、空調や防災用設備、下水、土木管などの大型作業もする職業であるのに対し、個人の家にやってきて水道管を修理したり移動したりする人はテクニカルに言えば「給排水設備業者」、平たく言えば「水道屋さん」だとのこと。plumberの免許も持っていないワーゼルバッカー氏は厳密に言えば本物の「水道屋さん」でもないわけですが、「配管工のジョー」というよりは「水道屋のジョー」のほうが正しいようです。日本のメディアで使われている訳を、きちんと調べもせずにそのまま使っていたこと、お詫びして訂正いたします。

3 件のコメント:

falan さんのコメント...

この「配管工のジョー」はたしかに水道屋さん(おそらくトイレなど下水もテリトリー)にちがいないでしょうが、「お詫びして訂正いたします」というほどのことではないのでは、という気がします。

以前、圧延工場(製鉄プラント)の建設現場で働いていましたから、油圧や空圧の配管設備にたずさわるメカニック「配管工」や電線管を敷設する電気「配管工」のことも知っていますが、報道を耳にしたり吉原さんのブログを読んで混同したりはしませんでしたよ。

ちなみにこちらも「水道屋ジョー」みたいです。
http://jp.youtube.com/watch?v=C_RLXfxtouE

Mari Yoshihara 吉原真里 さんのコメント...

コメントありがとうございます。選挙終盤になっても両候補がなんどもplumberへの言及を繰り返している状況がなんとも滑稽で、その滑稽さを伝えたく、わざと大仰に「お詫びと訂正」をしてみたのですが、その意図が伝わらなかったのだったとしたら、そのすれ違いのほうが滑稽かも知れませんね。(笑)
選挙は残すところあと一日です。私は興奮して夜も眠れず、一日中テレビに釘づけ状態です。

falan さんのコメント...

日本ではこれまで、共和党政権のほうが日本重視の政策をとると言われてきたこともあり、経済紙を読むような人のあいだでは、まちがいなく共和党のほうが人気がありました。

ところが今回の大統領選では「あなたが望む次期大統領は?」というアンケート(ロイターオンライン調査)に、いまの時点で75%の人がオバマを支持すると回答しています。

http://polls.reuters.com/jp/1225244450307

日本人も捨てたものじゃない!(?)
アメリカ人もきっと期待にこたえてくれると信じています。