とりあえず何冊か本をダウンロードしてみようと、早速買ったのが、この3冊。ほんとうにボタンを押して一瞬にして本が手元に届くのがすごい。
Christopher Hitchens, Hitch-22: Some Confessions and Contradictions
Peter Carey, Parrot and Olivier in America
Yunte Huang, Charlie Chan: The Untold Story of the Honorable Detective and His Rendezvous With American History
どれも新聞や雑誌で書評を読んだり、ナショナル・パブリック・ラジオで聞いたりして興味があったものの、わざわざ日本にいるあいだに本を注文してまたハワイに送り返すほどすぐさま読もうとも思わなかったものです。ノンフィクション、小説、研究書と、種類の違う本をKindleで試してみるのもよいと思っての選択です。3冊めには写真も結構使われていますが、なかなかキレイに出てきます。この3冊のほか、雑誌のニューヨーカーのKindle上の定期購読も注文しました。
まだ手にして2日間しかたっていないので、新しいおもちゃをもらった子どものように、嬉しくていろいろいじっているところで、しばらく使ってみないことには冷静な評価はできませんが、今のところは大いに気に入っています。なにしろ軽いのがよく、持ち歩いたりベッドの中で読んだりするにはとても便利。他のアプリケーションをいろいろ使うならともかく、基本的に本を読むために使うのなら、iPadよりもこちらのほうがいいんじゃないかとちらりと思いますが、iPadを持ったことがないので、これはあくまでKindleを買って喜んでいる人間の意見。
本を読んで育ち、本を書く人間になった私としては、もちろん従来の紙の本にも強い愛着があるのですが、それと同時に、電子書籍のもつ可能性もすごいと思います。検索やメモとり機能も便利だし、送料や収納スペースなどを考えたら、これは大拍手もので、日本でも英語の本をけっこう読む人にとっては、とてもいいのではないでしょうか。
もうしばらく使ってみてから、また感想を報告します。