さて、先月ハワイで結婚式を挙げた友人の新妻が、もと連邦労働省で仕事をしていた人であることは書きましたが、彼女はとくに児童労働や人身売買の規制が専門。その彼女がFacebookを通じて送ってくれた記事がこれ。世界の児童労働について連邦労働省が最近まとめたデータをもとに、もっとも搾取的な児童労働や強制労働(奴隷制やそれに類似する状況での労働)によって作られている(収穫も含む)産物のリスト。それらがどういった国で作られているかも載っています。搾取的児童労働がもっとも使用されているのは、農業、サービス業、そして工業だそうですが、13のアイテムのトップは金で、アフリカや中南米、北朝鮮などで児童・強制労働により採取されているとのこと。次いで2位は、綿で、産出国は、アルゼンチン、アゼルバイジャン、ベニン、ブラジル、ブルキナ・ファソ、中国、エジプト、カザキスタン、キルギス共和国、パキスタン、パラグアイ、タジキスタン、トルコ、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ザンビア。3位は、かつてはハワイの主要産業であった、サトウキビ。今では中南米や東南アジアが主要産出国となっています。残りのリストは以下の通り。簡単に予想できるものもあれば、(少なくとも私にとっては)そうでもないものもあります。
1 金
2 綿
3 サトウキビ
4 タバコ
5 レンガ
6 コーヒー
7 牛
8 米
9 衣類
10 ダイアモンド
11 石炭
12 ココア
13 カーペット