2011年5月2日月曜日

デジタル時代の恋愛模様

ニューヨーク・タイムズが、恋愛についてのエッセイを全米の大学生から募集したコンテストを行い、みごと優勝した作品が載っています。受賞したのは、シラキュース大学で雑誌ジャーナリズムを専攻している4年生の女性。さすが受賞作だけあって、この文章、とてもよい。

3年前に同じコンテストを開催したときに集まったエッセイの多くは、以前にこのブログでも言及したhooking up、つまり、深く継続的な交際関係になることを前提としないカジュアルな性的関係について書かれたものだったそうですが、3年間という時間を経て、今回提出されたエッセイのなかで一番多く取り扱われたトピックは、コンピューターやウェブカメラ、携帯テキストなどのデジタル媒体を介して展開される恋愛模様だったそうです。受賞作も、ツイッターやスカイプで展開される「ヴァーチャルな」交際と、「生身の」「現実の」「物理的な」出会いとの相関関係を、ユーモラスかつ率直に描いていて、面白い。日本とアメリカで多少事情は違うだろうとは思いますが、考えさせられることは多いです。この文章、長いものではないし、ぜひ読んでみてください。

今考えてみると、私が「ナントカ先輩」とか「なになにクン」についてひたすら大騒ぎしていた中学や高校や大学の頃には、携帯すらなく、電話はすべてお互いの親を介していたわけで、よくもまあその状況であれだけやっていたものだと、妙に感心します。それと同時に、今の若者の恋愛体験というのは、私が当時体験したものとは、根本的になにかが違うのではないだろうかという気もします。

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