日本では公開予定がない(のかどうかわかりませんが、ちょっとネット検索したところでは出てきませんでした)ようですが、最近アメリカで話題になっている映画『
Slumdog Millionaire』を観てきました。インドのムンバイのスラム街で育つ孤児の兄弟の生い立ちと恋愛ストーリーが合わさった物語なのですが、なかなかいい映画だと思いました。
先日、Lorraine Hunt LiebersonのCDを紹介したところ(そういえば、このあいだ検索したときはなぜか出てこなかったのですが、彼女の
バッハのカンタータのCD
が今日はアマゾンで出てきます。私はこれが一番好きです)、なかなか評判がよく、またCDや映画のおススメを紹介してくれ、という依頼があったので、今日はここ10年間にリリースされた映画のうち私の好きな15本を紹介します。といっても、私はとくに映画通でもなんでもないので、自分の趣味以外の基準はなにもなく、きわめてランダムなセレクションです。恋愛モノから社会問題モノ、芸術モノ、ドキュメンタリーなどジャンルもごちゃごちゃです。でも、日本とアメリカでは、話題になる映画もけっこう違ったりするし、同じ映画でも話題になりかたが違うこともあるので、そうした意味では面白いかもしれません。日本では輸入版でしかDVDが手に入らないものもあるようですが、ほとんどは劇場でも上映されて普通にDVDになっているものばかりですので、よかったらレンタルなり買うなりして観てみてください。観たら感想をお聞かせください。
『ラスト、コーション』
(2008)
『The Visitor』(2008)
『善き人のためのソナタ』
(2007)
『リトル・ミス・サンシャイン』
(2006)
『ブロークバック・マウンテン』
(2006)
『クラッシュ 』
(2005)
『ビフォア・サンセット』
(2004)ただしこれは、まず
『ビフォア・サンライズ 』
(1995)を観てからセットで観ることが肝心。
『ロスト・イン・トランスレーション』
(2003)
『マイ・アーキテクト』
(2003)
『フリーダ』
(2002)
『Bride of the Wind』
(2001)
『Divided We Fall』
(2000)
『You Can Count on Me』
(2000)
『トゥルーマン・ショー』
(1999)
なお、日本の映画では私は
是枝裕和監督の映画がとても好きです。長編映画はそれぞれまったく違うタイプの作品なのでどうも比べにくいですが、あえて言えば、『誰も知らない』(2004)と『歩いても歩いても』(2008)が一番好きです。